Ulrich Schnauss – ‘A Long Way to Fall’ (Scripted Realities/Domino)

彼が初来日した時にイベントを主宰して、そのときの対バンとして出演したアーティストがいたと思うんだけど、なんだったけなぁ。なんか生ドラム中心のやつで外人だったと思うけど、うゎあ、全然わかんね。最近、記憶の葬り方が増々雑になってきてるなあ。脳みそのハードディスク残量はまだまだあるらしいが、実際のところは、重要でない記憶はそうやって新しいものを上書きしてるようですね。たぶん、音楽メモリ分はもう満杯なのかも。だから特にその部分は書き換えていっているのかな。最近古いアテーィストのレビューを書くようになって、そんなことをおもいっきり感じていて、過去の作品がどんな内容だったか思い出せないことが少なくない。そういう時こそ外付けHDは役に立つ。つまりレコードやCDは、ある程度時間が経ってから必要になるわけだ。でもそれもネットでどうにか出来ちゃうけどさ。こちらの Ulrich Schnauss もデビュー作から数えると10年以上経過しているから、結構記憶が曖昧になりそうでけど、さすがに憶えているかな。本作 A Long Way to Fall は 2010年の Jonas Munk (Manual) と、去年の Mark Peters とのコラボ作を除くと、2007年の Goodbye 以来となるので、6年ぶりですね。その Goodbye はメジャー系のレーベルから出て、正直ちゃんと聴いていなかったんですけど、結構ヴォーカルのある曲が多かったと思います。City Centre Office からのセカンド A Strangely Isolated Place でもヴォーカルものはあったけど、最もロックに近い作品だったと思う。初期のからしても、Ulrich Schnauss といえば、シューゲイズやギターロック系のサウンドを組み合わせたエレクトロニカを得意としてたので、ポストロック・ファンとかにも支持をされていたと思うのですが、本作 A Long Way to Fall も、包み込む雰囲気は彼の音とすぐに分かり、ロック感も若干残っているけど、わりと変化させたんじゃないでしょうか。全曲インスト(ヴォイス・ネタはあります)で構成され、その替わりにコズミックなシンセが幅を効かし、エレクトリックなビートはあえて硬くクリッキーなものにしている。2000年代の機材で十分このアルバムを作ることは可能だったと思うけど、大胆なシンセの使い方等は、ここ最近のシーンを踏まえてのものだろう。ラストの A Ritual In Time and Death などはそれが顕著で、エレクトロニカというよりは、エレポップのようなサブベースに重心を置いている。他の曲でも太いシンセ・ベースの入るものが多めなので、今までの Ulrich Schnauss の印象からすると、わりと攻撃的で新鮮です。で、さっきネットで調べたら対バンは Salvo Beta だったよ。そういやいたねえ〜。

8.0/10

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